2026.02.25
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高さに応じたトレッキングポール歩行の変化
登山やトレッキングに使う「トレッキングポール」ですが、山梨大学大学院農学総合教育部らの共同研究グループは、「トレッキングポールを使用する人間の歩行が、単に疲労だけでなく階段の高さに応じて歩き方を切り替えていることを明らかにした」と発表しました。本研究では、トレッキングポールを使用した人間の歩行を「四足歩行とみなし、動物の四足歩行研究で用いられてきた分析の枠組みを応用して、その歩行を解析した」といいます。そして、ポールと足を含む四肢の動作が階段の高さに応じて2通りのパターンで揃うことを実地で実証したそうです。登山では、急斜面や不聖地では安定性が大きく低下することはご存じの通り。しかし、ポールを使うことで、下肢負担が軽減し、転倒リスクが低下すると報告されています。しかし、実際に四肢の動きについてよく理解されていませんでした。本研究では、こうした歩き方の切り替えにハイカー共通のパターンがあることを、そしてその切り替えがコースの段差高に影響されている様子を捉えることができたのです。本研究グループは、「人間の運動がどのように環境と結びつき、秩序だった構造として立ち現れるのかを解明することで、動くことへの理解をさらに深めていきたい」と結んでいます。
https://www.yamanashi.ac.jp/wp-content/uploads/2026/02/20260210-2.pdf
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

