2026.02.25
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客観的なAI細胞診とは?
がん、炎症、ホルモン状態などを調べる病理検査である「細胞診」は、通常細胞検査士や病理医によって行われますが、人材不足や業務の過負荷、そして細胞所見判定の標準化や品質保証など様々な課題が存在しているといいます。そこで、がん研有明病院、順天堂大学らの研究グループは、「子宮頸がん検診などで広く行われる細胞診の分野で世界初となる『ホールスライト・エッジ・トモグラフィー』および高度な検査技術を学ばせたAI解析ソフトを搭載した臨床グレード自律型デジタル細胞診システムを開発した」と発表しました。上述のホールスライト・エッジ・トモグラフィーは1枚のスライド上に存在する1万〜100万個規模の細胞を(中略)高精細3D画像として取得し、リアルタイムに画像処理することでデジタル観察やAI解析に適した形式で保存する技術だそうです。さらに、細胞ひとつひとつの形態情報を結合・分類する形態文化クラスター(CMD)を算出する独自のAI技術を開発したと述べています。このCMDに基づき前がん病変が浸潤がんへ進展する子宮頸がんをモデルに各病変の細胞を自動的に抽出し定量化することが可能になったといいます。本研究の成果によって、ホールスライト・エッジ・トモグラフィーはすでに製品化も行われ、その他のシステムにおいても試験導入フェーズに入っており、世界に先駆けての社会実装が進んでいると結んでいます。
https://www.juntendo.ac.jp/news/26175.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

