2026.02.18
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人工知能モデルGPTが日本獣医師国家試験に合格
「ChatGPTに搭載される人工知能モデルGPT(OpenAI社によって開発された人工知能モデル)が日本獣医師国家試験に合格した!」と発表したのは、東京大学大学院農学生命科学研究科の研究グループです。具体的には、「ChatGPTに搭載されている人工知能モデルGPTの日本獣医師国家試験における解答性能を検証し、GPTが合格最低点を大幅に上回る解答性能を有することを明らかにした」と述べています。当プレスリリースによると、「日本語で出題される日本獣医師国家試験における、GPTの回答性能は検証されておらず、獣医学という特殊な知識を必要とする分野におけるGPTの性能は不明」だったそうです。本研究では日本獣医師国家試験を用いて、各GPTのモデル性能比較や入力プロンプト・言語翻訳による性能への影響を評価したのですが、最終的な検証にて、GPT o3モデルは日本語の試験問題原文の入力にて、全てのセクションで合格点(60〜70%)を大幅に上回り、全体合計で92.9%という高得点を示したそうです。ただ、本研究は「GPTが獣医師に代わって診断や治療などの業務を行うことを想定したものではなく、あくまで獣医師の業務を補助するツールとしての可能性を検討したものであった」とも述べています。加えて、GPTの強みを活かした今後の活用法の検討が重要であることも示したといいます。ともあれ、本研究グループは、今回の結果は、「日本の獣医領域における人工知能モデルGPTの活用研究の原点となる成果と言えます」と結んでいます。
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20260216-1.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

