2026.02.13
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副鼻腔炎の新たな治療
かぜやアレルギーなどをきっかけに、鼻の周りにある副鼻腔と呼ばれる空間に炎症が起こる副鼻腔炎。症状は、ドロっとした鼻水や鼻づまり、時に頭痛など。この症状が常態化するのを慢性副鼻腔炎と呼ぶそうです。その中でも好酸球性副鼻腔炎は、喘息を合併することも多く、 一部は重症化して治療抵抗性を示すことがあるとか。さて本題ですが、「低侵襲な『鼻のブラッシング』で好酸球性副鼻腔炎の病型分類に成功した」と発表したのは、東京慈恵会医科大学総合医科学研究センター分子遺伝学研究部らの共同研究グループです。「患者に負担の少ない『鼻腔ブラッシング検体』を用いて遺伝子の働き(活動)をまとめて調べる解析を行い、好酸球性副鼻腔炎の患者を病気の特徴ごとにグループ分けが可能であることを見出した」と述べています。この病気は、従来の治療法に抵抗性を示すことが多く、手術を行っても約半数の症例で再発することが課題となっていたそうです。具体的には、「手術で採取される鼻茸 (ポリープ) 組織と、鼻腔内を軽くこするだけで採取できるブラッシング検体をそれぞれ収集し、遺伝子の働きを網羅的に調べる解析を行った」といいます。そこで、患者への負担が少ないブラッシング検体を用いた方法の方が、再発しやすい症例などをより正確に分類できることが明らかになったといいます。本共同研究グループは、「外来での負担が少ない方法で、術後再発のリスクや病気の重症度を評価できる可能性が示された」と述べています。
https://www.jikei.ac.jp/press/detail/?id=42863
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

