2026.02.11
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高病原菌鳥インフルエンザウイルスをやっつけろ!
東京大学および宮崎大学らの研究グループは、産学共同で、「酸化チタン型光触媒が液体中の高病原菌鳥インフルエンザウイルスを不活性化できることを、加えて、エアロゾル中の季節性インフルエンザウイルスを不活性化できることを明らかにした」と発表しました。鳥インフルエンザウイルスを90,7%、季節性インフルエンザウイルスを94,4%不活性化できたといいます。つまり、光触媒処理によってウイルスタンパク質が分解されている可能性を示しているといいます。こうした結果から、その不活性メカニズムが「ウイルス膜の損傷やウイルスRNAの損傷、およびウイルス粒子表面のHAタンパク質等の分解によるもの」であることが示されたそうです。ともあれ鳥インフルエンザウイルスの不活性化が実証され、加えて、実際の空間での使用の応用として、エアロゾル中のウイルスの不活性化を明らかにするために代替ウイルスとして季節性インフルエンザウイルスを用いたと説明しています。因みに、「光触媒技術」とは、光を照射することであり、本研究では、酸化チタンが用いられたといいます。酸化チタンは光を吸収することで強い酸化還元反応を示すため、この反応を利用して、インフルエンザウイルスを不活性化しているという訳です。高病原性鳥インフルエンザウイルスは、1996年にHSN1型ウイルスに端を発しています。2020〜2021年には世界中で3000件以上発生。2022年には84事例で1771万羽が殺処分なっています。
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20260206-1.html
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

