港区立高輪いきいきプラザ

2026.02.04

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酢酸と炭水化物や飽和脂肪酸の摂取量との関係

調味料や食酢飲料などで摂取できる酢酸には、食後の血糖値を下げる効果があるとされていますが、藤田医科大学医学部臨床栄養学の研究グループは、「2069歳の日本人を対象にお酢の摂取量と年齢や性別の関係を調べた」といいます。そこで分かったことは、「酢酸の摂取量が多い人ほど、たんぱく質やビタミンの摂取量も多いことが示されました」そうです。ただ、年齢や性別とどのように関係しているのかは、明らかになっていなかったとか。そこで、本研究では、「酢酸の摂取量と年齢・性別との関連を調べ、さらに年齢、性別、エネルギー摂取量の影響を調整した上で、酢酸摂取量と栄養素摂取との関連を分析した」といいます。例えば、酢酸摂取量が多い人は、エネルギー摂取量が同程度であっても、炭水化物や飽和脂肪酸の摂取量が少ない傾向があったそうです。当プレスリリースによると、「酢に含まれる酢酸は古代にアルコールの副産物として発見され、中世には醸造技術の発展により調味料・保存料として普及し、近世以降は寿司や漬物など地域固有の食文化に取り込まれてきましたが、大量生産によってバルサミコ酢、ワインビネガー、アップルサイダービネガー、米酢など多様な酢が世界で利用されるようになったそうです。加えて、「酢酸は酸味による味の増強、色の発現、肉・魚の軟化、カルシウム吸収促進、抗菌作用など多面的効果を持ち、血糖調整や脂質代謝改善を通じ肥満・2型糖尿病リスク低減、胃排出遅延や満腹感増加、血圧・コレステロール低下も報告されている」とも述べています。本研究グループは、今後は、「食品の嗜好と酢酸摂取量との関係についても明らかにしていく予定です。個人の食嗜好に基づいて酢酸摂取量を推定できる可能性があります。食品記録アプリケーションを用いた酢酸摂取量の推定を活用し、他の栄養素の摂取量だけでなく、栄養状態や疾病リスクとの関連性も解明していくことが目指されます」と結んでいます。

酢酸を多くとる習慣のある人ほど、 炭水化物や飽和脂肪酸の摂取が少ない | 藤田医科大学

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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