港区立高輪いきいきプラザ

2026.01.30

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冬眠のあいだ体内で起こっていることは?

寒く厳しい冬を生き延びるために一部の哺乳類は「冬眠」という能力を発揮し、エネルギー消費を最小限に抑えることで体温を限界まで下げています。しかし、食物を摂らない冬眠のあいだ、必要な栄養素などが体内でどのような働きをしているのかよく分かっていないそうです。そこで、長崎大学医歯薬学総合研究科らの共同研究グループは、人工的に「冬眠様状態」を誘導する人工冬眠マウスを用いて、冬眠中の必須栄養素(糖、ビタミン、アミノ酸)の体内動態を世界で初めてPETイメージングにより評価した、と発表しました。その結果、人工冬眠下では、「心臓の糖代謝が劇的に抑制され」「ビタミンやアミノ酸の急速な体内分布が観察され」「肺がん細胞を移植したマウスは主要の増殖が著しく抑制されたこと」が分かったといいます。本共同研究グループは、今回の研究成果は冬眠時の低代謝を活用した新たな医療の応用への道を拓くだろうと述べています。つまり、この研究が単なる冬眠研究の発展だけにとどまらず、人工冬眠の救急集中医療などへの応用やがん治療の医療にも活用されるだろう、と結んでいます。

冬眠中、必須栄養素は体内をどう動くかPETイメージングで解明 ~人工冬眠でがんの増殖を抑制~|長崎大学

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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