2026.01.07
- ニュース
AIで脳動脈瘤の破裂リスク予測
脳神経外科学講座らの共同研究グループは、「AIを用いて未破裂脳動脈瘤の破裂前データから将来の破裂リスク予測するAIモデルを開発した」と発表しました。加えて、「国内外の複数の施設による大規模データで有効性を検証した」とも述べています。当プレスリリースによると、「脳動脈瘤は、脳血管の一部がこぶ状に膨らむ疾患」ですが、ひとたび破裂するとクモ膜下出血を引き起こすとか。そして、その死亡率は30〜50%に達するそうです。本研究グループは、日本、米国、オランダで2750名(3321瘤)のデータを基に機械学習を行い、未破裂脳動脈瘤が将来的に破裂に至るリスクを予測するAIモデルを開発。その特徴は瘤サイズや形状、そしてそれらを統合して2年以内の破裂リスクを予測するというものです。従来の研究との違いは、破裂した後のデータを用いて破裂群と未破裂群に分類しているのに対して、今回の研究では前述の通り、「破裂前の形態学的特徴および臨床情報」を基にしている点です。まさに、「真の破裂予測」なのです。本研究グループは、「医師の主観に左右されない客観的な治療判断を支援することで、くも膜下出血を未然に防ぐ新たな予防医療の可能性を開くものである」と述べています。
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

