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2026.01.07

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寒さに耐える冬眠動物の筋幹細胞

広島大学大学院 医系科学研究科 生理機能情報科学らの研究グループは、「冬眠する哺乳類が、極端な低温環境でも筋肉の幹細胞(サテライト細胞)を死なせず保持する一方、筋形成に関わる遺伝子群の働きを大幅に抑制し、あえて再生を遅らせる仕組みを解明した」と発表しました。ハムスターやクマのような冬眠動物は、「極端な体温低下と長期間の不活動を経験するにもかかわらず、筋肉の衰えを驚くほど防いでいる」といいます。本研究では、冬眠動物の筋肉が衰えない仕組みの一端が、「組織幹細胞を生かしたまま、再生を抑える」というエネルギー節約戦略にある可能性を示したと述べています。すなわち、冬眠動物は「細胞死は防ぐが、エネルギー消費の大きい炎症・再生反応は抑える」という、エネルギー節約型の冬眠モードを幹細胞レベルで備えていることが明らかになったといいます。具体的には、冬眠動物の細胞では、鉄依存性細胞死(フェロトーシス)を抑える抗酸化システムが成立しており、これが極端な低温下でも細胞死を防ぐ鍵であることが分かったと述べています。本研究グループは、「これらの知見は将来的に、臓器や細胞の低温保存技術の高度化、長期不活動に伴う筋萎縮予防、さらには人工的な冬眠・低代謝医療の開発など、ヒト医療への応用可能性を広げるものと期待されます」と結んでいます。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/news/94912

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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