港区立高輪いきいきプラザ

2026.01.07

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酸負荷って何?

「酸負荷」という言葉を聞いたことはありますか?これは、体の酸塩基平衡のバランスを酸性に傾ける負荷のことで、酸負荷が高いと体内のバランスを中和するために、腎臓などに負担がかかるということです。さて、徳島大学大学院医歯薬学研究部医学域医科学部門の研究グループは、「日本人約74千人を対象に、食事による酸負荷と死亡リスクの関連を調査した」と発表しました。その調査の解析の結果、「酸負荷が高い食事(動物性食品が多く植物性食品が少ない食事)は、全死亡率及び心血管疾患や脳血管疾患などの死亡リスクの増加と関連することが明らかになった」と述べています。この傾向は特に男性で顕著であったそうです。すなわち、酸負荷の高い食事は、高血圧や糖尿病、骨粗鬆症、慢性腎不全などと関連することが 知られていますが、 高血圧や糖尿病などの代謝性リスク因子は、心血管疾患や脳血管疾患、がんなどの原因となる可能性があり、今までこれらの疾患と食事による酸負荷との関連についての報告は限定的であったといいます。本研究では、日本多施設共同コーホート研究において、日本人集団における食事による酸負荷と、性差 を含む全死亡率及び原因別死亡率(心血管疾患、心疾患、脳血管疾患、がん)との関連性を調べたという訳です。本研究グループは、「日本人集団において食事による酸負荷と脳血管疾患死亡の関連を示した初の報告であり、今後更なるエビデンスの蓄積により、日本人の健康増進が期待されます」と結んでいます。

https://www.tokushima-u.ac.jp/docs/69573.html

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

 

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