2026.01.07
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手の震え
手の震えのことを、医学的には振戦(しんせん)と呼ぶのだそうです。そして、震えの種類によって病態は様々なのだとか。国立長寿医療研究センターのHPに教えられました。では、振戦はどのような状態(姿勢などや動き)で起こるのでしょうか? 例えば、動作中に関係しておこる震え(動作時振戦:どうさじしんせん)ですが、動作のどのタイミングで震えが生じるのかにより、さらに細かく分けられるようです。例えば、同じ姿勢をとり続けているときの震えは姿勢時の振戦(しせいじしんせん)と呼ぶそうですが、重力に逆らって一定の姿勢に手を挙げているときに震えがみられるということです。次に、生理的な振戦の本態性振戦。こちらは甲状腺機能亢進症、アルコール依存症などでみられるといいます。あるいは、手を動かしている最中の震え(運動時振戦:うんどうじしんせん)。目標物に手が届きそうになると強くなる震え(企図振戦:きとしんせん)と様々です。他には、じっとしているときの震え(安静時振戦:あんせいじしんせん)など。さて、それらの原因ですが、「寒さや過度の緊張、重いものを持ち続けた時などに一時的にみられる「生理的振戦」は、誰にでも起こる生理的な震えです。次に、本態性振戦(ほんたいせい)ですが、「40才以上の4%くらいに見られ、高齢者ではさらに頻度が増える」そうです。遺伝的な素因も関係する場合があるとか。さらに、「安静時におこる振戦は、パーキンソン病に見られる特徴的な震え」だそうです。同HPによると、「『丸薬丸め運動』とよばれ、親指と人差し指をこすり合わせるような動きが1秒間に4-6回程度の頻度でみられる」ほか、左右の手で差があることがほとんどで、足に震えが出現することもあると述べています。甲状腺機能亢進症の場合は、手を挙げた姿勢での細かい震え(姿勢時振戦)です。このほかにもアルコール依存症のケースもあります。それらの治療法については、国立長寿医療研究センターのHPに詳しく掲載されていますので、ご参照ください。
https://www.ncgg.go.jp/hospital/navi/03.html
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

