港区立高輪いきいきプラザ

2026.01.07

  • ニュース

ゲノム編集技術でトマトの糖度、GABA、ビタミンCの濃度アップ

「ゲノム編集技術を用いて複数の遺伝子を改変することで、糖度、GABA(機能性アミノ酸)含量及びビタミンC濃度を同時に向上させたトマト果実の開発に成功した」と発表したのは、筑波大學生命環境系の研究グループです。具体的には、GABAの蓄積に関しては、GAD3遺伝子を、植物のストレス応答に関わる遺伝子のESK遺伝子を標的にしたゲノム編集を行うことで、品質を高めたトマトを作ることができたと述べています。実は、このトマトは野生型トマトに比べて糖度が約2倍上昇し、GABAは約5倍、ビタミンCも約1,5倍となり、加えて果実の重さ(サイズ)は半分近くまで減少したとか。本研究グループは、「機能性食品への需要が高まる中で、一度のゲノム編集操作で複数の成分量を同時に高めることができるものであり、新たな作物改良技術につながると期待されます」と結んでいます。因みに、ゲノム編集とは、生物の持つゲノムDNA上の塩基配列を人為的に変化させる技術ですが、従来の遺伝子組み換えと比べて、安全に狙った遺伝子を編集できる技術として、農業のみならず、医療の現場でも応用が期待されています。

https://www.tsukuba.ac.jp/journal/biology-environment/20251212141500.html

 画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む