港区立高輪いきいきプラザ

2025.12.17

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がん患者のエピソードを活かしたAIピアサポーターとは

日本では、がんは2人に1人が経験する疾患といわれていますが、がんと診断されると多くの患者が「なぜ自分が」「これからどうなるのか」といった強い孤独感や不安を抱え、相談できる相手が限られる状況に置かれることも少なくないといいます。そこで、奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科情報科学領域ソーシャル・コ ンピューティング研究室の研究グループは、産学共同で、「AIが気軽に、しかし、実際の患者さんのエピソードをベースに疑問に答えるサービスを開始した」と発表しました。当プレスリリースによると、「従来のエピソード提示は、単純なキーワード検索による一覧表示にとどまり、利用者の質問意図に即した情報抽出が困難であった」とか。本研究では、「自然言語処理技術を用いて質問内容を自動解析し、関連するエピソードを意味的に整理・要約して提示するAIチャットボット『CocoPi』を開発した」といいます。この「CocoPi」は、質問文の主題を考慮して複数のエピソードを選定し、それぞれの要約とともに提示することで、利用者がどのように体験談を参考にできるかを直感的に理解できる仕組みを実現した、とも述べています。本研究グループは、「今後も AI チャットボットを通じて蓄積された対話ログ(記録、履歴)や利用者の反応を分析し、がん患者の支援ニーズの抽出や心理的効果の評価、さらなる自然言語処理技術の改良に取り組んでいきます」と結んでいます。尚、当プレスリリースは、「悩みを入力」「提案を読む」「必要なら投稿」「安心のための注意」というように使い方についても言及していますので、ご参照ください。

251210

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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