2025.12.17
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肺炎予防にワクチンと口腔ケア
12月8日付「時事メディカル」では、重大な死因の一つとして「肺炎」を取り上げ、「一度肺炎に罹患した高齢者は、治癒後も日常生活動作(ADL)の低下や再発を繰り返す『負のスパイラル』に陥りやすい」と警鐘を鳴らしています。ご存じのように、「成人の市中肺炎における原因菌の第1位は肺炎球菌」です。ところで、『成人肺炎診療ガイドライン2024』では、肺炎予防として生活習慣改善による感染対策、口腔ケア、基礎疾患管理、そしてワクチン接種を重要視しています。ただ、日本における高齢者肺炎球菌ワクチン定期接種率は4割未満にとどまるということです。ともあれ、肺炎は高齢になるほど罹患率が高く、死亡率が上がります。加えて、特に高齢者では誤嚥性肺炎の要素が強く、たとえ治療がうまくいっても再発率は高くなると言われています。そこで、ワクチンの重要性が改めて問われるのですが、それだけでは十分でなく、例えば口腔ケアにより、肺炎のリスクを大幅に下げられることも報告されています。口腔ケアの方法としては、いわゆる歯みがきや洗口液の使用。そして、定期的に歯医者へ行き、お口の中をクリーニングしてもらうことです。お口の健康は、全身の健康に深く関係していることをお忘れなく!
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SM

