港区立高輪いきいきプラザ

2025.11.12

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新規吸入型肺炎球菌ワクチンの開発

マウスによる実験で、「注射式ワクチンではなく、吸入することで気道の粘膜から免疫を高めて肺炎球菌の感染を防ぐ新しいタイプのワクチンを開発した」と発表したので、東北大学大学院医学系研究科感染病退学分野の研究グループです。「酸化鉄ナノ粒子に肺炎球菌の抗原を結合させ、気道から投与することで粘膜免疫と全身免疫の両方を効率よく誘導できる」と述べています。ご存知のように、高齢化に伴い、肺炎は死因の第5位。肺炎の原因菌として最も多い肺炎球菌が増えていて、粘膜免疫の誘導ができず予防効果が十分でないという課題があります。本研究では、上述通り、マウスに経気道的に投与することで粘膜免疫誘導や感染防御効果を得ることに成功。この研究成果によって、「新たな粘膜ワクチンとして、種々の呼吸器感染症の予防につながるだろう」と本研究グループは結んでいます。

マウスで新規吸入型肺炎球菌ワクチンの開発に成功-ナ... | プレスリリース・研究成果 | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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