2025.11.12
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トマト収穫ロボットの開発
農業の現場で農作物の収穫を行うロボットの開発はすでに40年近く続いているそうです。しかし、さまざまな障害があり実用化には至っていないとか。特に房状に果実が実るトマトの収穫は、熟し具合や周囲の環境などを見極めながら慎重に行う必要があり、ロボットには高度な判断力と制御が求められるといいます。そこで、大阪公立大学大学院工学研究科の研究グループは、トマト収穫ロボットがどの方向から果実に近づけば収穫成功確率が高まるかを、画像認識と統計解析により定量的に評価しました。そして、「抽出したデータをもとに、収穫のしやすさを予測するモデルを構築した」と発表しました。本研究グループは、今回の研究成果により、「ロボットの無駄な動きを減らして収穫の成功率を高めることで、農業現場での課題解決に繋がることが期待できる」と結んでいます。
ロボットがトマトの収穫しやすさを見極める?収穫成功確率を“見える化”する新技術を構築|大阪公立大学
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

