港区立高輪いきいきプラザ

2025.11.12

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リチウムイオン電池の劣化原因をナノスケールで可視化

「リチウムイオン電池の結晶構造変化をナノメートル (nm10億分の1メートル)スケールで可視化する新手法を確立した」と発表したのは、北陸先端科学技術大学院大学ナノマテリアル・デバイス研究領域らの研究グループです。「従来の分析手法では困難だった、高空間分解能(約1 nm)・広視野(数百nm)・試料低損傷の三点を同時に実現した」とも述べています。つまり、リチウム電池劣化の原因となるナノスケールの構造変化を可視化することに成功したというのです。今回、開発された手法は、電池における構造変化の理解を加速することで、電池の劣化原因解明や高性能化に役立つだろうとのこと。本研究グループは、今後、本手法を活用することで、劣化メカニズムの詳細な解明や、コーティングや添加などの効果の検証を計画しているそうです。

リチウムイオン電池の劣化原因をナノスケールで可視化 ― 新手法「ケプストラム照合解析」で電池現象の解明に貢献 ― | JAIST 北陸先端科学技術大学院大学

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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