2025.11.05
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日本周辺の魚の体重減少とは?
東京大学大学院農学生命科学研究科及び同大学大気海洋研究所、そして広島大学大学院統合生命科学研究科の共同研究グループは、「日本周辺の魚類16系群(マイワシ、マアジ、マサバ、ブリなど)の体重変化の原因を調べ、75%の系群の体重変動は餌をめぐる競争が主原因であることを明らかにした」と発表しました。加えて、環境50%の系群で作用し、漁獲 圧の影響は25%にとどまることが示されたとも述べています。ともあれ、地球温暖化に伴う餌料プランクトンの生産減少に伴い餌をめぐる競争が激しくなったことが原因であると推定しましたが、本研究では各要因を定量的に評価した点で新規性があり、この研究成果は今後複数魚種管理の科学的知見として役立つことが期待されます、と結んでいます。
日本周辺の魚類体重変動の主原因は餌をめぐる競争 ―... | プレスリリース・研究成果 | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-
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