2025.11.05
- ニュース
禁酒で血圧管理
「少量飲酒(1日1〜2杯以下)でも禁酒により血圧が有意に低下することを世界で初めて実証した」と発表したのは、東京科学大学大学院医歯学総合研究科 公衆衛生学分野らの研究グループです。約5万9千人の健診データを解析して明らかにしたと述べています。飲酒量の変化に応じて血圧が上下する「用量依存的な関係」を男女ともに確認しました。禁酒することで有効な血圧の管理ができ、逆に飲酒を開始すると血圧が上昇することも明らかになりました。因みに、「ビール、ワイン、ウイスキー、日本酒、焼酎などアルコール飲料の種類に関わらず、同様の血圧変化が観察された」そうです。本研究グループは、「今後は、禁酒を支援する効果的な介入プログラムの開発や、長期的な心血管疾患予防効果の検証が期待されます」と結んでいます。
少量の飲酒でも禁酒で血圧が低下することを実証 | Science Tokyo - 東京科学大学
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

