港区立高輪いきいきプラザ

2025.10.29

  • ニュース

クマと道路

東京農工大学大学院連合農学研究科らの共同研究グループは、「日本の本州中部に生息するツキノワグマ(以下、クマ)の移動経過と道路との関係を分析した結果、「クマは通常は道路を危険な存在として認識している可能性があることが判明した」といいます。ただ、性別や季節によって食物の獲得のため、高いリターンを求めて、危険を覚悟で行動することが明らかになったとも。因みに、クマは春から夏にかけて繁殖期を迎え、その後冬眠に備えて大量の食物を摂取するため、季節によっては行動も大きく変わります。そのため、本研究では「クマの行動に対して道路がどのような影響を与えるのかを明らかにすることは、クマの個体数の管理や被害対策、クマの生息地を保全していく上で重要な知見となりうるだろう」と述べています。

研究成果(共同)「道路は危険?それでも渡るクマの理由」 | 森林総合科学科 山﨑 晃司 教授ら | 東京農業大学

画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む