2025.10.29
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調査で見えた高齢者の健康不安と地域のつながり
富山大学学術研究部医学系疫学・健康政策学講座の研究グループは、「地域活動や健康相談できる相手やところの有無といった保健分野に関わるソーシャルキャピタルと健康感との関連を明らかにするため調査を実施した」と発表しました。調査の対象者は、60歳から79歳の男女884人。「地域での活動がない」や「健康や介護について相談できる相手やところがない」と回答した人に健康不安を抱える人が多かったといいます。さらに様々な要因を調整した分析結果では、「気軽に相談できる人やところがある」人にくらべて、健康や介護について「相談できる人やところがない」人の健康不安は2.35倍多く、「スポーツ関係のグループやクラブの活動がある」人にくらべて「ない」人の健康不 安は 1.56 倍多いという結果でした。特に女性以上に男性において強い関係があったといいます。本研究グループは、「今後、地域での講演活動や施策立案の協力等により、地域に結果を還元して参ります」と結んでいます。
さて、当館では、「高齢者のいきがいづくり・学びの場」「介護予防・健康作りの場」「ふれあいコミュニティ活動の場」という3つの活動の場として、趣味やスポーツ、学習などを通じて健康で豊かなひとときを提供しています。(60歳以上の港区民の方であれば、どなたでもご利用いただけます)例えば、体力強化のために、自主的に筋力の向上と日常動作の改善を図る「健康トレーニング」や「セルフマシントレーニング」を始め、
高輪いきいきプラザは、これからも、利用者の皆さんが「いきいきとした毎日」を送られるお手伝いをしていきたい考えです。
高齢者の健康不安 地域活動がなく健康相談をする相手がいない人に健康不安が多い – 富山大学
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM

