2025.10.22
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救急搬送と転倒
「日常生活における事故(交通事故を除く)により、およそ年間10万人以上が救急搬送されているそうです。東京消防庁のHPに教えられました。しかも、救急搬送の半数以上は高齢者です。日常生活での思わぬケガは生活の質(QOL)に大きな影響を及ぼすことを忘れてはなりません。そこで、高齢者の事故防止のポイントですが、立ち上がるときは近くのものにしっかりとつかまりましょう。また、着替えるときには、無理して片足立ちせずに腰かけて行うこと。敷居につまずかないようにするためには、体力を増強して、つま先を上げてすり足を改善することが大切です。そして、乗り物に乗り降りする際は、足元の段差に気を付けること。自転車で段差を乗り越えるときには、急がずあわてず慎重に。エスカレーターに乗るときは、しっかりと手すりをつかむことを忘れずに。転倒防止医学研究会によると、転倒のリスクを測る「健脚度チェック」があるそうです。10メートルの全力歩行の時間を測定し、信号が青の間に横断歩道を渡り切れるかどうか確認する。次に歩幅。家で敷居を跨げるかチェックする。そして、40㎝の踏み台の上り下り。例えば、バスのステップを登れるかどうかの目安となるそうです。自らの足の衰えを知ることが、転倒防止の第一歩であることをお忘れなく。
画像は東京消防庁のHPから引用させていただきました。
SM

