2025.10.22
- ニュース
糖尿病教育と漫画
糖尿病教育に漫画が役立つということです。筑波大學システム情報系の研究グループは、子供に対する糖尿病教育に漫画を用いた場合、講義と同じように知識向上や予防のための運動量の増加に役立つことが分かったと述べています。加えて、漫画を読む満足感によって行動の変化につながったことも明らかになったといいます。具体的には、糖尿病をテーマにしたオリジナル漫画を作り、教育の効果を調査しました。最初の2週間は加速度計(歩数計)により身体活動量を測定し、その後糖尿病に関するテストを実施。さらに、6か月後に再度測定とテストを行ったそうです。その結果、漫画を読むグループも講義を受けるグループも知識が大きく伸び、運動量も増加。漫画と講義のどちらも同等の効果があることが分かったとか。とりわけ、漫画のグループは、満足度が高まり、やる気や楽しさを引き出す効果があったといいます。本研究グループは「今後はより多くの子供を対象に研究を重ねることで、学校や地域での健康教育に役立つことが期待されます」と結んでいます。
漫画を用いた糖尿病教育は講義と同等に子どもの知識と運動量を増やす | 医療・健康 - TSUKUBA JOURNAL
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM

