港区立高輪いきいきプラザ

2025.10.22

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欠食習慣とフレイルの深い関係

「中年期の欠食習慣(一日2食以下)が高齢期の身体的フレイルと関連することを明らかにした」と発表したのは、国立長寿医療研究センターらの研究グループです。本研究では、調査対象を65歳以上の高齢者のうち認知症や認知機能低下のある人を除いたおよそ5千人とし、壮年期、中年期、高齢期の年代ごとの食事習慣や回数を尋ねたところ、全体対象者のうち壮年期に欠食ありと回答した人は36%、中年期は2,8%、高齢期は4,1%だったそうです。また、身体フレイルあり、と判定された人は53,8%に上ったそうです。本研究グループは、「欠食習慣を持つ中年期の方々の割合が増加傾向にあり、高齢期の身体フレイルの予防には中年期から欠食習慣の改善が重要である」と述べ、「今後は13食の規則正しい食生活を促進するための効果的な介入を検討したい」と結んでいます。

高齢期の身体的フレイルと過去の欠食習慣(1日2食以下)との関連についての調査研究 ~中年期(45から64歳)に欠食習慣のある人は、高齢期に身体的フレイルになりやすいことなどが示唆された~ 国立長寿医療研究センター

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

 

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