2025.10.15
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チロシンとドーパミン
神経伝達物質の材料となるアミノ酸の一種、チロシン。「幸せのホルモン」と言われているドーパミンと深い関係があるのです。ただ、チロシンがドーパミンを促進するためにはビタミンB6が不可欠だとか。つまり、ドーパミンを多く出すためにはビタミンB6を意識して摂取することが大切という訳です(例えばバナナ、赤パプリカ、ブロッコリー、ささみなど)。因みに、チロシンが多く含まれている食品はチーズ(特にパルザンチーズ)、納豆、豆腐、バナナ、ナッツ類などです。他にも鶏肉、しらす、大豆製品も良いようです。オムロンヘルスケアのHPによると、ドーパミンは加齢と共にその分泌量が減少するのだそうです。そうなると物事への感動が薄らぎ、楽しさを実感できなくなってしまいます。加えて、ドーパミンには体をコントロールする重要な役割もあるといいます。欠如すると、身体の動きがスムーズでなくなるとか。近頃、やる気や集中力がなくなってきた、ポジティブな気分になれない、そんな兆候が見られるのであれば、意識的にドーパミンを出すように、食事に注意し、身体を動かしてください。有酸素運動を行うと、血流量が増えるため、ドーパミン分泌に役立つのです。ただし、過度な運動は逆効果になることをお忘れなく。
SM

