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2025.10.08

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季節性インフルエンザの流行が始まっている?

季節性インフルエンザは、日本では11月下旬から12月上旬頃に始まりますが、厚労省によると今年は過去20年間で2番目に早い流行入りだそうです。同省は、手洗いやマスクの着用のほか、予防接種を受けるように呼び掛けています。現在、インフルエンザウイルスにはA,B,Cの3つの型があり、流行型はA型とB型です。もしかかってしまったら、早期の治療として抗インフルエンザ薬の投与が大切。そこで、治療薬には「ノイラミダーゼ阻害薬」と「キャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害薬」の2種類がありますが、抗インフルエンザ薬は3種類。飲み薬では、タミフル(5日間服用)、ゾフルーザ(1回の服用)。吸引薬ではリレンザ(12回、5日間吸引)、イナビル(1回の吸引で完了)。そして、点滴のラピアクタ。日本感染症学会によると、インフルエンザは上気道炎様症状から呼吸不全や脳症まで幅広く症状の見られる疾患で、細菌性肺炎による高齢者の死亡例も多くみられるため、早めの処置が重要であるということです。因みにインフルエンザ合併症のリスクの高い人は、65歳以上の高齢者のほか、慢性の肺疾患のある人、糖尿病や神経疾患、そしてBMI40以上の肥満者を挙げています。日本ワクチン学会は、924日に今シーズンにおけるインフルエンザワクチン接種について「強く奨励する」との声明を公式サイトで発表しています。

インフルエンザ(総合ページ) |厚生労働省

画像は厚労省のHPから引用させて頂きました。

SM

 

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