2025.10.01
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「マイナ救急」をご存じですか?
10月1日から全国の消防本部で導入される「マイナ救急」のことをご存じですか?これは、マイナンバーカードと保険証を一体化した「マイナ保険証」を活用し、救急業務の迅速化・円滑化を図る新しい試みだそうです。通常は、救急時に患者本人や家族から受診歴などを確認しますが、症状や服用している薬をすぐに説明できないケースも多いと言います。マイナ救急では、救急隊員がカードリーダーを使い、マイナ保険証を読み取ることで、患者の受診歴を照会できるオンラインシステムに接続できるようになるそうです。もちろん、患者の同意を得ての話ですが、もし患者の意識がない場合には、例外的に同意なしで閲覧できるとか。こうすることで、受診歴のある病院に搬送し、搬送先に持病を伝えて受け入れ準備を進めるメリットがあるそうです。実は、昨年から限定的に実施していたようですが、今回は「全国に720ある消防本部全てに拡大することにした」と発表しました。高齢者や持病のある人は、日頃からマイナ保険証を持ち歩くことで、いざというときに今まで以上に適切な対応が可能になるのではないでしょうか?
マイナ救急で救急搬送がスムーズに!命を守るマイナ保険証の新しい活用法 | 政府広報オンライン
SM