港区立高輪いきいきプラザ

2025.09.17

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歩行習慣と認知症発症率の深い関係

数年前の発表ですが「6579歳で膝痛があると認知症リスクが1,7倍になる」という調査結果をご存じですか。高齢者のグループを3年間観察研究したのは大阪大学の研究チームです。膝の痛みは歩行への影響が大。そのため毎日の歩行習慣を検討した結果、膝に痛みがあると毎日30分以上は歩かないというデータがあり、そのため認知症の発症率がアップするというのです。実は、これまでの研究では、身体の部位と認知症に関しては、対象は「変形性膝関節」のみだったとか。そこで、今回の調査では主だった病気の既往歴のない人を対象に膝の痛みのある人と歩行習慣の有無との関連性から、第一に「変形性膝関節と認知症の関連報告」と結果が一致したこと、第二に膝痛があっても歩行習慣があるほうが認知症リスク低下には有益であることが示唆されたそうです。要は、痛みが原因で歩く習慣を放棄すると、認知症発症率は確実に高まるということです。

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 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

 SM

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