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2025.09.12

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砂糖の過剰摂取に気をつけて!

WHO(世界保健機関)によると、1日の砂糖摂取量の目安は、1日に摂取すべき総エネルギー量の5%未満、つまり砂糖25グラムに相当するそうです。注意したいのは、「無糖」と表示されていても、実は100グラムあたりに含まれる糖分が0,5グラム未満であれば表示が可能という事です。ともあれ、過剰摂取すれば、肥満・虫歯・集中力欠如といったマイナス要因が増加することは間違いありません。さて、時事メディカルに砂糖に関する海外での研究結果が掲載されていましたので、ご紹介します。実は、気候変動による気温上昇が健康に害をもたらす可能性があるというのです。すなわち、「人々は暑い日にはアイスクリームなど冷たいデザートに手が伸びる」とか。加えて、砂糖入りの清涼飲料水を飲む傾向も見られます。因みに、イギリスでは砂糖税を導入しています。100ミリリットル当たりの砂糖が8ミリグラム以上だと税額は1リットル当たり24ペンスだとか。要は、糖質にせよ、砂糖にせよ、「太る」「虫歯の元」「血糖値を上げる」など様々なネガティブな要因が考えられること、つまり生活習慣病への懸念材料として捉える必要があるのです。もちろん、その反面、砂糖が日本人の和食文化を支えて、健康を保つ役目を果たしたことも事実で、おいしさや栄養だけでなく見た目の美しさにもかかわっています。ただ、過剰な摂取は健康と楽しい食生活を台無しにしてしまうこともお忘れなく。

 SM

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