港区立高輪いきいきプラザ

2025.08.27

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「炎症性腸疾患(IBD)」とは?

本来ウイルスなどの外敵を撃退するための免疫が暴走し、自らの組織を攻撃してしまう自己免疫疾患。例えば、「炎症性腸疾患(IBD)」もそのひとつ。主に、「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」に分けられるとか。前者は腸の粘膜がただれる病気です。一方、クローン病は、「口から肛門まで、炎症の場所が広い」のが特徴です。ヨミドクター(8月20日付)の記事によると、第一に完治が難しいこと。病状は、「腹痛、下痢、発熱、体重減少など」。感染性の腸炎とは区別して、内視鏡検査で病状をチェックして診断するそうです。残念ながら、その原因は不明。治療法は炎症を抑えるステロイド剤の服用。食事療法も大切であると説明しています。注目すべきは、「活動期」と「寛解期」があり、この二つを繰り返すのだそうです。ともあれ、患者の生活の質(QOL)をいかに保つか、患者の生活全体へのサポートが欠かせないと言われています。

炎症性腸疾患…免疫異常 腸粘膜ただれる | ヨミドクター(読売新聞)

SM

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