港区立高輪いきいきプラザ

2025.07.16

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認知症の方と向き合う大切な7つのこと

認知症の方とのコミュニケーションは決して簡単ではありません。そこで、国立長寿研究センターのHPでは、認知症の方と関わるうえで大切な7つのポイントを紹介します。その内容を要約すると次のようになります。わかりやすく、具体的に伝えること。例えば、「あれ」「それ」などの曖昧な言葉は避け、時には身振りや手振りを加えること。相手のペースに合わせること。決して、焦らせたり、答えを急かしたりしない。常にゆっくりとした話し方を心がけて、穏やかに目を見て話しかけること。失敗や間違いを責めないこと。例えば、忘れてしまったことを責めたり、無理に覚えることを求めたりしない。必要なことは繰り返し説明し、紙に書いて見せるなどの工夫も必要とのこと。要は、安心感を与える気持ちが大切です。その人らしさを大切にすること。趣味、仕事、家族との思い出などの話題を取り上げることで、よりスムーズなコミュニケーションが可能になるそうです。要は、その人らしさを尊重すれば、相手の気持ちの安定にも繋がるとのこと。自尊心を守ること。「また忘れたの?」「さっき言ったでしょ」といった言葉は禁句。「自分は大切にされている」と感じることができるような関係を求めていくこと。感情の伝わる心がけが大切。笑顔、優しい声かけ、手を握るといったスキンシップは、感情を伝える大切な手段になります。うれしい、楽しいなどの心地よい「感情」を抱けるような関わりを心がけること。最後に、認知症の問題以前に、まずは自分を大切にすること。つまり、介護や支援を担う人が無理をしすぎてはだめ。「がんばりすぎない」、「抱え込まない」、「弱音を吐いてもいい」、「比べない」ことが必要だそうです。「自分自身を大切にすることによって、心の余裕が生まれて、認知症の方に対するやさしさにも繋がっていきます」と当HPではアドバイスしています。

 健康長寿ナビ「認知症の方と関わるとき~大切な7つのポイント~」を追加しました 国立長寿医療研究センター

画像はHPから引用させていただきました。

SM

 

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