2025.07.09
- ニュース
心不全患者のための新たなアプリの開発
心不全は心臓の機能が低下して、体に十分な血液を送り出せない状態のことを言います。高齢者社会が進む中、その患者数は年々増加傾向にあります。そこで、慶應義塾大学医学部スポーツ医学統合センターらの研究グループは、心不全に関する教育を提供する「運動支援アプリ」を開発したと発表しました。その内容ですが、患者がFITBITスマートウオッチを常時装置することで、歩数、脈拍数などの運動に関する情報を「運動支援アプリ」が継続的に取得。QOL関連のアンケート情報と合わせて、患者にとって最適な運動を取り入れた体調管理を支援するというものです。本研究グループは、今回開発されたアプリの医療機器承認を目指すとともに、より多くの心不全患者が適切な運動療法を実施ようにしたいと結んでいます。
心不全患者さんの日常に寄り添うアプリ開発へ-ウェアラブルデバイスを用いた運動支援アプリの有効性と安全性を確認-:[慶應義塾]
画像はプレスリリースから引用させていただきました。
SM