港区立高輪いきいきプラザ

2025.07.09

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脳卒中患者の歩行を適切に計測可能

脳卒中患者には左右非対象な歩行パターンが見られるそうです。そこで、「少ないデータとセンサで歩行運動を予測する新たな方法を開発した」と発表したのは、東北大学大学院工学研究科ロボティックス専攻らの研究グループです。本研究では慢性脳卒中患者17名と健常者6名による検証を実施。歩行中の下肢運動を予測する新たな手法を開発したそうです。一般的に理学療法士らは下肢運動の機能を評価し、リハビリテーションの内容を決定するのですが、正確な測定を行うには、4つ以上のセンサが必要だとか。今回の研究では4つ以上のセンサからわずか2つに減らすことに成功。実際に、新たに開発された手法では、その有効性が確認できたと述べています。因みに、本手法とは物理法則に基づく推定とデータに基づく推定の両方を組み込んでおり、特に計測データ量が少ない状況下において予測精度の向上に寄与することが明らかになったと結んでいます。本研究の成果によって、より実用的なリハビリテーションの支援になることを期待しましょう!

少ないデータと2個のセンサで脳卒中患者の運動を予測... | プレスリリース・研究成果 | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。

SM

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