港区立高輪いきいきプラザ

2025.06.30

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からだに優しいマイクロカプセル

医薬品や食品、化粧品などで使われるマイクロカプセルですが、一般的な製法では、「油や界面活性剤が用いられることが多く、製品への残留や環境への負荷などが課題である」との背景から、国立研究開発法人産業技術総合研究所健康医工学研究部門の研究グループは、「油や界面活性剤を一切使わずに、生体に安全な材料だけを用いて20マイクロメートル以下の大きさが揃った微小な液滴(マイクロカプセル)をつくる技術の開発に成功した」と発表しました。その内容ですが、「油や界面活性剤を使わないため、人にも環境にも優しい作製法」であると述べています。加えて、置いておくだけで液滴(マイクロカプセル)がひとりでにつくられるため、特別な装置や複雑な操作も必要ないとか。今回開発された製法では、このマイクロカプセル内部に細胞や核酸、抗体、ナノ粒子などを閉じ込めることができるため、医薬品、再生医療、食品、化粧品など、より安全で持続可能な製品開発への応用が期待できると結んでいます。

産総研:からだに安全な材料だけで微小液滴「マイクロカプセル」をつくる

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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