2025.06.25
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血糖値と寿命
糖尿病のない平均62歳の地域住民(岩手県大迫町)を対象に、糖摂取後の血糖値と寿命の関係を調査研究した東北大学大学病院糖尿病代謝、内分泌内科の研究グループは、「ブドウ糖負荷試験後、1時間血糖値が170mg/dl未満のグループは、それ以上のグループに比べて動脈硬化や悪性腫瘍による死亡が顕著に少ないことを明らかにした」と発表しました。このブドウ糖負荷試験ですが、「75gのブドウ糖入りジュースを飲む前と飲んだ後2時間の血糖値の診断」なのだそうです。因みに、飲む前が200mg/dl以上だと糖尿病の範囲と診断されます。本研究グループは、今回の調査研究の結果によって、この試験後1時間血糖値が170㎎/dl未満を維持することで、心臓疾患や悪性腫瘍を予防し、寿命を延ばすことにつながるだろうと結んでいます。
糖摂取後の血糖値が寿命延長に関連する ‐ブドウ糖負... | プレスリリース・研究成果 | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-
SM