港区立高輪いきいきプラザ

2025.06.18

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高齢者が肺炎を予防するには?

肺炎とは、端的に言えば、細菌やウイルスなどの病原体が気道から肺に達し、肺炎を起こすこと。この他に、肺胞の壁や血管、気管支の周りの組織に炎症などが起こる「間質性肺炎」という疾患もあるとか。さて、肺炎の典型的な症状ですが、せきやたん、呼吸困難、発熱、体のだるさなど様々ですが、高齢者の場合、このような症状が出ないこともあるそうです。6月6日付ヨミドクターの記事に教えられました。因みに日本人の死因の第5位はこの肺炎です。ここで注意したいのは、死亡リスクを高める要因があることも念頭に入れておきたいものです。それは、高齢者であること、慢性心不全、糖尿病、慢性腎臓病、肺硬変などの基礎疾患があることです。同記事によると、血液に細菌が入り込む「菌血症」や病原体が増殖して臓器や組織にダメージを与える「敗血症」へと進むと、さらに死亡リスクが高まるとか。そこで心がけたいことは、コロナ禍同様、マスクの着用や手洗いなどの感染対策によって、インフルエンザや風邪などに感染しないようにすることです。加えて、適度の運動や十分な睡眠、栄養管理が効果的。さらに、口腔ケアに気を配ることも忘れてはなりません。特に口の中をきれいに保つことは肺炎を発症するリスクを下げると言われています。特に高齢者は、口の中の細菌を減らすことが必須。あとは、ワクチンで予防することでしょうか。

SM

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