2025.06.18
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カンピロバクターにご注意を!
「カンピロバクターの食中毒にご注意を!」。時事メディカルに掲載された記事によると、それは鶏、牛、豚などの腸管内に生息する細菌ですが、過去18年間でカンピロバクターによる死者は、毎年平均2000人が報告されているそうです。特に鶏肉に要注意。レバーやささみなどの刺身、たたきなど加熱不十分なものを口に入れてはならないと警告しています。主な症状は、腹痛や下痢、嘔吐他3日以内で発症する人が多いとか。実は、末梢神経が障害されることで起こる病気「ギランバレー症候群」に至ることもあるので細心の注意が必要です。肉の過熱だけでなく、汚染された調理器具にも気を配らなければなりません。実は、筆者は過去にギランバレー症候群を発症した経験がありますが、医師に最初に聞かれたのは「鶏肉を生で食べませんでしたか?」でした。因みに、カンピロバクターは75度程度の熱を約1分加えると死滅する、と同記事は訴えています。食中毒の季節です。くれぐれもご注意ください。
SM