港区立高輪いきいきプラザ

2025.06.16

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認知症不明者数は増加傾向

「前年比918人減の1万8121人」。これは2024年に全国の警察に届け出が出された行方不明の数です。6月6日付東京新聞の記事によると、その1万8121人のうち、発見時に死亡が確認されたのは491人で、そのうちのおよそ8割にあたる382人は、最後に消息を絶った地点からわずか5キロ圏内で発見されたとか。統計的には認知症不明者数は増加傾向にあり、12年と比較すると2倍だそうです。因みに、発見場所で最も多いのが、「河川及び河川敷」、次に「用水路や側溝」、そして「山林」。一方、GPSを活用した早期発見や保護といったケースも多く、その行方不明者111人の全員が生存していたそうです。当記事によると、「紛失防止タグ」も有効だそうで、行方不明届が出されて45分後に自宅から約70キロ離れた地点で保護されたケースもあったと言われています。超高齢化社会において、今後認知症不明案件は増加するとみられますが、家族間で様々な工夫が必要であることは言うまでもありません。

SM

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