港区立高輪いきいきプラザ

2025.06.16

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がんの内部はどうなっているの?

がんの内部はどのようになっているのでしょうか? 実は、様々な特徴を持ったがん細胞や免疫細胞、繊維芽細胞などが不均一に入り乱れているのだそうです。こうした内部環境は、がん治療を阻む大きな要因だとか。そこで、神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科らの研究グループは、「がん細胞を生体内の深部までリアルタイムに可視化することに成功した」と発表しました。本研究では、がんのイメージング用に改良した独自の顕微内視鏡を用いて、がん深部のがん細胞を解析できる技術を開発したそうです。加えて、この技術は患者に対するダメージが非常に低いため、一人の患者の抗がん剤に対する反応を数週間にわたって解析することができたと述べています。本研究グループは、今回の研究成果によって「がん治療開発における新しい評価法となり、革新的ながん治療法の開発を加速させるだろう」と結んでいます。

がん細胞を生体内の深部までリアルタイムに可視化 | 神戸大学ニュースサイト

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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