港区立高輪いきいきプラザ

2025.06.05

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懐かしさを感じやすい人のメリットは?

理学では、 懐かしい感情が⼈⽣体感やきがいを感じさせ、孤独感を和らげ、他者とのつながりを強く感じさせるといった理的機能を持つ」と言われていますが、その懐かしさが間関係に実際にどのような期的な影響を与えるのかについては、分に解明されていないのだそうです。そこで、京都大学人間・環境学研究科らの研究グループは、約1,500人を対象に行われた3つの調査から、懐かしさを感じやすい人は人間関係を維持するためにより多くの努力をし、長期的には親しい友人の数が多くなることが明らかになったそうです。加えて、年齢とともに親しい友人の数は減少する傾向がありますが、「懐かしさを感じやすい人は、7年間の調査期間中に親しい友人の数を維持した」とか。本研究グループは、これらの結果から、「過去の大事な思い出を振り返る人ほど、人間関係の重要性を再認識し、それを維持する努力をすることが分かった」と言います。本研究グループの一人は次のように述べています。「懐かしさを感じる人は、過去に囚われているわけではありません。むしろ、懐かしい記憶はポジティブな感情や社会的つながりを生み出すことが、心理学の研究で多く示されています。私たちの研究では、懐かしさを感じる頻度が高く、その思い出を大切にしている人ほど、大切な人間関係を育むことの重要性を認識していることがわかりました。年齢を重ねて、生活環境や責任が変化しても、こうした友情は長続きしやすいようです」。

 懐かしさを感じやすい人ほど親しい友人が多い―約1,500人を対象とした国際調査で判明― | 京都大学

画像はプレスリリースから引用させて頂きました。

SM

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