2025.05.06
- 活動報告
認知症の基礎知識 第2回
今回は代表的な認知症の種類や特徴を紹介していきます。
アルツハイマー型認知症
比較的女性の方に多く見られ、進行と共に萎縮する脳の部位が広がってくる症状です。特徴としては、
記憶力の低下(物忘れなど)、判断能力の低下(普段にできていたことに時間がかかるようになった)、
見当職障害(日付けがわからない、時間の感覚がわからないなど)
レビー小体型認知症
脳の中にレビー小体というタンパク質が溜まってしまうことで脳の萎縮が起きてしまう。特徴としては、
感情の変化、意識がぼんやりする、実際に見えていないものが見えてしまうなどがあげられます。
脳血管性認知症
比較的男性の方に多く見られます。脳梗塞脳出血などの脳血管障害によって細胞が壊れ、機能が低下
してしまいます。特徴として、感情のコントロールができない(意味もなく泣いたり怒ったりする)、
昼夜逆転(昼間寝てしまい夜間起きている)、排尿障害(残尿感がある)
前頭側頭型認知症
脳の前頭葉・側頭葉が萎縮して、血流が低下することによって起こる症状。特徴としては、物の名前が出にくくなる、物事に興味が無くなるなど。
以上が代表的な物になりますので参考にしていただければと思います。
次回は、認知症の方との接し方のお話をさせていただきます。
高輪いきいきプラザ I・K