港区立高輪いきいきプラザ

2024.11.29

  • ニュース

心房細動と血圧計

「ドキドキする」「胸が苦しい」「階段や坂を上るのがきつい」「息が切れやすい」「疲れやすい」などを訴える人は、不整脈を疑ってみるのが良いかもしれません。もし、手首などの脈を取って、「速くなったり、飛んだり」を不規則に繰り返せば要注意。もちろん、一時的に過労やストレスが原因で引き起こされ、またアルコールを飲んだ後に起こることも少なくありませんが。さて、この心房細動ですが、加齢に伴って発生率が高くなり、女性よりも男性に多い不整脈だそうです。実は、心房細動は致死的な病気ではないのですが、心臓の機能が低下して心不全を引き起こすことがあり、また血栓ができて脳梗塞の原因になることもあるのです。ところで、「心電図を記録せずに血圧を測定するだけで不整脈の一種である心房細動の可能性を検出する血圧計」があることをご存知ですか?健康機器メーカーのオムロン ヘルスケアは、「心電図を記録せずに血圧を測定するだけで不整脈の一種である心房細動の可能性を検出する、血圧計搭載アルゴリズム"Intellisense AFib"(インテリセンスエイフィブ)を新たに開発した」と発表しました。当プレスリリースによると、心房細動患者の約4割が自覚症状を伴わない場合があるそうです。さらに、高血圧症を有する場合は通常の場合に比べて心房細動の発症リスクが約3倍になるとも。上述のアルゴリズムを搭載した血圧計を使用することで「心房細動の発症またはそのリスクを認知していない高血圧患者が、日々の測定をきっかけに心房細動の可能性に気づき、早期発見と治療介入につながるのでは」と期待を寄せています。

血圧測定中に「心房細動の可能性」を検出する次世代技術"Intellisense AFib"を開発|ニュースリリース|オムロン ヘルスケア

高輪いきいきプラザ SM

一覧へ戻る

カテゴリ
年月で絞り込む