2024.11.13
- ニュース
冬の流行に備えたコロナワクチン
冬の寒さとともに、再燃すると予想される新型コロナウイルス。空気も乾燥し、呼吸器感染ウイルスが拡大しやすい環境が整うだろうという訳です。そこで、注意したいのは、高齢者の罹患。高齢者は重症化するリスクが高いので、マスクの着用や日々の予防対策とともに、ワクチンの追加接種を受けておくことが推奨されます。この秋に始まった定期接種は、公費と自費に分かれます。ただし、自費の場合国や自治体から助成金が出るので、負担額は一部だけ。接種の対象者は65歳以上の高齢者と、60~64歳で重篤な基礎疾患のある人のみです。今回は、大規模会場などで集団接種は行われず、自治体から委託を受けた医療機関で接種が可能です。さて、ワクチンの種類ですが、オミクロン株のJN.1系統を用いたワクチンが使われるとのこと。mRNAワクチンの4社と組み換えタンパクワクチンの1社のものが使われますが、どれを使用するかは医療機関によって異なりますので、予約する際には、事前にワクチンの種類を確認することをお忘れなく。