2024.10.30
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緑内障とは?
日本の失明原因の第1位を占めている緑内障。40歳以上の日本人の20人に1人が罹患すると言われています。この緑内障、大きく分けると2種類あり(開放隅角(ぐうかく)緑内障と閉塞隅角緑内障)それぞれに症状が異なるようです。どちらも眼精疲労やかすみがかかるという症状が出て、やがて視野異常。さらに進行すると中心視野だけが残り、ついには失明という事態を招きます。10月29日付時事メディカルの記事によると、緑内障の7割は「正常眼圧」なのだそうです。この病気、眼圧の高さが原因として知られていますが、「眼圧が高くないまま進行する正常眼圧緑内障」があることをお忘れなく。どうやら、「片方の視野の欠けた部分を、もう一方の目が補うために、自覚症状が出づらいなどが理由」(同記事より引用)なのだとか。例えば、「高血圧の薬を飲んで低血圧になっている人、冷え症、血流が悪い、睡眠時無呼吸症候群、血縁者の緑内障、ステロイドの使用なども危険因子になる」と同記事では述べています。ともあれ、その予防の対策は日常的に目をいたわることだとか。加えて、「目の疲労は血流の悪さや眼圧の上昇を招くため、スマートフォンやパソコンの過度な使用も緑内障と無縁ではない」と断じています。すでにご存じの通り、「目の疲労を癒すには、遠くを見ながらウオーキングをして軽く汗をかくこと入浴」なのだそうですよ。東北大学病院眼科の中沢徹教授のアドバイスです。