2024.10.23
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食品ロスと食べ残し
10月16日付毎日新聞によると、「食品衛生に配慮しながら飲食店でのフードロスを減らそうと、厚生労働省は食べ残しの持ち帰りについての注意点を記したガイドライン(指針)の案を公表した」そうです。こうした背景には、外食時に多くの食品ロスが発生しているからです。そこで、厚労省は、食べきれなかった料理を持ち帰る際の留意点について言及しています。注意したいのは、飲食店で提供されて、常温に置かれた料理は、時間の経過とともに食中毒のリスクが高まります。したがって、安全に食べるためには、そのリスクを理解し、しっかり管理しなければならないのです。特に、「刺身などの生ものや半生等加熱が不十分なものは避け、帰宅後に加熱が可能なものにし、食べきれる量を考えること」。「水分はできるだけ切り、早く冷えるように浅い容器に小分けすること」。当たり前のことですが、寄り道をしないようにしましょう。逆に、帰宅までに時間がかかる場合は、持ち帰りは止めた方がいいでしょう。ともあれ、少しでもあやしいと思ったら、口に入れないのが賢明です。もし、食品ロスを避けるために、持ち帰りをしたいと考えるのであれば、その前に、「自分自身の食事の適正量を知り、食べきれると思う量を注文すること」に尽きます。間違っても、食べ放題の店で、元を取るために無理をして皿に盛ったりしないでくださいね。
高輪いきいきプラザ SM