2024.09.04
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全身麻酔と嘔吐
全身麻酔を受けた後、起こりうる合併症の一つが吐き気や嘔吐だそうです。事実、約3割の方が経験するとか。それは、何よりも患者満足度の低下につながり、また医療費の増加を招きます。そこで、東北大学私学研究科歯科口腔麻酔学分野の研究グループは、「人工知能(AI)による解析で、既知のリスク因子に加えて、術中の出血量が多いほど、また輸液量が不十分な場合に、術後悪心・嘔吐のリスクが高まることを明らかにした」と発表しました。今後は、こうした症状のリスクが高いと予想される場合では、予防的な制吐薬の投与により、患者の快適性を向上させることが期待できると述べています。
画像はプレスリリースから引用させて頂きました。
SM