港区立高輪いきいきプラザ

2024.08.28

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FMD検査って何?

生活習慣病は動脈硬化とかかわりがあり、その動脈硬化は心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすと言われています。動脈硬化は、血管壁の硬化に伴い、血管内皮の機能低下から始まるというのです。そこで、血管の収縮・拡張を調整する血管内皮の機能を調べるFMD検査が有効なのだそうです。この検査、動脈硬化の「早期発見と早期治療」に有益なのです。検査推奨対象者は、高血圧、高血糖、高LDLコレステロールと指摘されたことがある方や糖尿病の方、家族に脳梗塞、心筋梗塞など血管疾患を患った人がいる方などです。検査方法は、「腕を圧迫することで血管内皮細胞から生成される一酸化窒素によって、圧迫を開放した時にどれだけ動脈が拡がるかを超音波にて確認し、その血管の拡張率から数値を算出する方法」だとか。因みに、正常値は6%以上とされており、5%未満で血管内皮障害が疑われると言われています。測定時間はおよそ5分。高血圧、糖尿病、高脂血症等の動脈硬化性疾患を有する人の場合は、健康保険適応となるようですが、それ以外の場合は実費負担だとか。検査を受けられる施設は下記のリンクでご参照ください。

 FMD検査.jpのホームページ (fmd-kensa.jp)

 FMD検査が受けられる施設検索 (unex.co.jp) 

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