港区立高輪いきいきプラザ

2024.08.10

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げっぷ障害って何?

つい出てしまうげっぷ。それは、生理現象の一つですが、「日常生活に支障が出るレベルのげっぷは、生活の質(QOL) を妨げることから、げっぷ障害として機能性消化管疾患にも定められている」のだとか。そこで、日本でのげっぷ障害の割合と疾患や生活習慣との関連を、1万人へのWeb調査から検証したのは、大阪公立大学大学院医学研究科消化器内科学らの研究グループです。その調査研究で分かったことは、「日本でも成人の約1.5%がげっぷ障害を抱えていること」、そして「消化器疾患の有無や、満腹まで食べること、咀嚼回数が極端に少ないまたは多いことが、げっぷ障害の発症に大きく関連し、炭酸飲料水の摂取頻度は関連がないことが明らかになった」とのことです。本研究グループによると、げっぷの研究は地味で、医学者にとって魅力的ではないテーマですが、臨床の現場では治療に難渋する症例を多く経験するそうです。今後は、「咀嚼回数や食生活習慣の改善による効果を検証し、げっぷ障害の新たな治療法の開発へ繋がることが期待される」と当プレスリリースは結んでいます。

噛む回数が多すぎても少なすぎてもげっぷ障害に影響|大阪公立大学 (omu.ac.jp)

 画像はプレスリリースから引用させていただきました。SM 

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