2024.08.02
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AGEって何?
老化の速度を決める方程式があるそうです。それは体内でできるAGEの量=「血糖値×持続時間」で表すことができるとか。このAGEとは、終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)のこと。つまり、「タンパク質と糖が加熱されてできた物質」のことで、強い毒性を持ち、老化を進める原因物質とされていると、AGE測定推進協会のHPに教えられました。最近、注目されている「糖化」こそが脳や体の老化を招く要因だそうです。認知症高齢者が増加する中、AGEが悪さすることで引き起こされる動脈硬化やがんや骨粗しょう症や白内障などにとどまらず、脳へのダメージにも注目が集まっています(例えば軽度認知障害とか)。因みに、「AGEの1日の摂取目安量は7000KUとされていますが、食品から摂取したAGEの約7%は体内に残る」(日刊ゲンダイヘルスケアの記事)とか。さて、AGEを体内で発生させないためには血糖値を上げないことだと上述のHPではアドバイスしています。その為には、食事を野菜、肉・魚、ご飯・パンの順に食べること。加えて、腹八分が望ましいでしょう。可能であれば、食後に散歩など軽めの運動を!。注意したいのは、「トンカツ、唐揚げ、ステーキ、焼き鳥」など、揚げたり、焼いたり、炒めたりした動物性脂肪食品には特にAGEが多く含まれていることをお忘れなく!逆に、生野菜や刺身など生の食品はAGEの少ない食品です。最後に、アルコールはAGEを半分に減らし血糖値を下げる作用があると言われています。お酒好きには朗報ですが、健康のためには適量を心掛けてくださいね。