2024.07.17
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食塩摂取量の増加とアトピー性皮膚炎のリスク
7月10日付「ヨミドクター」の記事によると、食塩摂取量の増加がアトピー性皮膚炎(AD)のリスク上昇に関連していると、米国で行われた大規模横断コホート研究の結果として伝えています。つまり、尿中ナトリウム排泄量の増加は、ADの発症および重症化リスクの有意な上昇に関係しているというのです。これまでの研究で、「食事がADの発症に関与している可能性」が指摘されていましたが、詳細はわかりませんでした。そこで、食塩摂取量とADとの関連を検討するため今回の研究が行われたというわけです。担当した研究者の一人は、「AD患者に対する食塩の摂取制限は、費用効果が高く、リスクが低い介入法である。今回の結果は、今後のさらなる研究を後押しするものである」(ヨミドクターの記事から引用)と述べています。
食塩摂取量増でアトピーリスク上昇 UK Biobank登録者21万5,000例超で検討 | ヨミドクター(読売新聞) (yomiuri.co.jp)
(画像はヨミドクターの記事から引用させていただきました)
SM